ドイツ ヴィンテージ ハンドペイント キャラクタージャグ画像

ドイツ ヴィンテージ ハンドペイント キャラクタージャグ

商品説明
こちらは20世紀中期に作られたキャラクタージャグです。
制作したのはドイツ、バイエルン州レーデンタールのオエスラウに拠点を置いていたババリア焼きの名窯ゲーベル。
ドイツ及び東欧に販路を持っていたアメリカのギフトウェア輸入販売業者、エベリング・アンド・ロイス社が20世紀初期にゲーベル社へ発注し販売していたものと同じ雛形で作られています。

18世紀にコレクタブル・ウェア、トビー・ジャグが生まれてから今日に至るまで、時代の王侯や歴史上の著名人、物語や映画の登場人物を模ったジャグ(水差し)は「フェイス・ジャグ」、「キャラクター・ジャグ」あるいは本家と同様に「トビー・ジャグ」と総称され、欧米~東欧圏で親しまれてきました。

こちらもそういったキャラクター・ジャグの系譜に属するお品なのですが、本来壮年の男性を模っているトビー・ジャグに対し、元祖トービー・フィルポットのトレードマークである三角帽子とパイプをあつらえた福福しいお子様を模った水差しとなっています。

ゲーベル社製キャラクター・ジャグ特有の丸々と太ったビジュアルがとっても可愛らしいです。
素地は薄手で本体重量はかなり軽めです




…トビー・ジャグ
18世紀イギリスで作られるようになった、恰幅の良い男性を模ったキャラクター・ジャグ。
総じて飲酒、喫煙、嗅ぎ煙草等々、嗜好品を嗜んでいるのがその特徴です。
そのルーツには諸説あり、一説にはイギリスの伝説的酒飲み親爺トービー・フィルポット、あるいはシェイクスピアの喜劇「十二夜」の登場人物であるサー・トービー・ベルチがそのイメージのモデルになっていると云われています。
実際に、18~19世紀イギリスの著名なイラストレーターたち(フランシス・ハイマンやジョージ・クルックシャンク他多数)の手で繰り返し描写されたことで、変遷を交えながらそのイメージが徐々に固められていきました。

特定のメーカーや工房が作ったものでは無く、伝承や噂話、出版物や詩作から来るイメージが人々の間で共有されることでその形を成した、歴史あるコレクタブル・アイテムと言えます。
なお、装飾的なアイテムに思えますが、18世紀~19世紀にかけてビールほかアルコール飲料用のピッチャーとしてパブや紳士向けのサロンなどでも実用されていたようです。
今日ではトビー・ジャグ(トービー・ジャグ)=キャラクター・ジャグ全般を指す場合もあります。


…エベリング・アンド・ロイス
1886年創業。通称アーフィラ。
創業者がドイツ出身の移民だったため、ドイツ及び東欧の工房に販路を開拓。アメリカ、フィラデルフィアを拠点に~2000年代頭まで同地でギフトウェアの輸入販売を行っていました。



商品カテゴリー
ショッピングカート
店舗メインサイトはこちら
Copyright ©KIYA ANTIQUES ONLINESHOP All Rights Reserved.