19世紀に作られたイギリス製のティートリオです。
掲載画像ではさっぱりとしたデザインに見えますが、各ピースの縁や表面には細かな波や段々が走っており、素地も肉厚。
ピース全体に施された金彩と青い花は、全て当時の職人の手仕事による絵付けです。
ヴィクトリア朝までの陶磁器に多く見られる手彩色と、20世紀以降主流のプリントによる絵付けとの最大の違いは、絵自体が筆跡やエナメルの厚みによる立体感を持っているか否かです。
油絵と印刷物の違いと同じですね。
大きさは一般的なティートリオと比べ一~二周りほど上回っており、プレートに至っては簡単な食事なら出来るサイズです。
総合的に見て、豪華な印象を与えてくれるお品です。
アンティーク品なので経年によるスレや剥げ、小キズはありますが使用に差し障るダメージはありません。
※サイズは全てmm表示となっています
※サイズ欄の C=カップ、S=ソーサー、P=プレートとなっています