フランスの名門ガラスウェアメーカー、バカラが19世紀末にデザインしたハンギングランプ。蝋燭用に作られたガラスランタンを電気照明に改造したお品です。
当時の流行であった東洋趣味、中でもトルコやアラブなどイスラム圏の影響を強く受けたデザインになっています。
本体であるランプボウルは被せガラスの一種ですが、素地となるガラス表面に溝で花鳥図を描き、その上にアンバーガラスの層を乗せた後、表面を酸で綺麗に削ぎ落として模様を描く、手の込んだ仕上げになっています。
蝋燭用のランタンとして設計されている為、下部の金具からガラスボウルを持ち上げて内の電球を交換することが出来ます。
ソケットサイズはE17。
市販のE17電球(白熱球、蛍光灯、LED電球)がつけられますが、蛍光灯およびLED球は密閉器具対応の製品を使用してください。
60Wまで対応。電球は別売りです。
取付は引天井直付け、ソケットは真鍮製のねじり式、コードは茶色です。
ソケット、コードは新品です。
天井吊り元からシェードの下部までで全長390mmです。