TRIFARI スペース･エイジ ルーサイト ネックレス
商品説明
ネイビーカラーのルーサイト製ペンダントトップにスネークチェーンを組み合わせたネックレス。
1960年代に誕生したスペース・エイジ※（宇宙の時代）というアートスタイルのジュエリーです。
トップの裏に1955～1960年代の作品であることを示すクラウントリファリのマーク入り。
年代を問わないエレガントさや可愛さを感じるトリファリらしいジュエリーと異なり、
時代の流行を色濃く感じるデザインです。
ルーサイトやメタルなどの素材を使用したシンプルな形のペンダントトップに、スネークチェーンを合わせたネックレスを様々なデザインで発表しました。
トップに使用されているルーサイトは1941年アメリカのデュポン社によって発明された熱硬化性アクリル樹脂。
加工が容易で戦時中のガラスが少ない1930～40年代に広まり、現在は作られる事がなくなった素材です。
そのルーサイトのトップにラインストーンとシルバーメタルの装飾。
バチカン部分にもしっかりラインストーンの装飾がついています。
豪華でいいですね。
デザインはとてもシンプルに見えますが、こうした時代背景を知るとコスチュームジュエリーの奥深さ、面白さを感じることができます。
ペンダントトップの表面などに少々の擦れや小傷が見られますが、ヴィンテージ品につきご了承ください。
TRIFARI/トリファリ
1910年にアメリカで創業。
1920年には有能な手腕を持つCarl Fishelが加わって製造を拡大し、1940年代にはCORO社に次ぐ米国第2位のコスチュームジュエリーメーカになりました。
この功績の多くはデザイナー、アルフレッドフィリップ(1930年-1968年在籍)によるものです。
「トリファリスタイル」と言われる優美な曲線を多用したデザインが特徴です。
※…スペース・エイジ
宇宙旅行や最先端技術にインスピレーションを受けた一連のプロダクトデザインで、1960年代から10年ほどの短い間でしたが、欧米のファッション界を席巻しました。
時のアメリカ大統領J.F.ケネディが提唱し、そこから始まった宇宙進出への夢はジュエリーのみならずインテリアやファッション、舞台・映像芸術にも大きな影響を与えました。
フランスのピエール・カルダン(1922-2020)がスペース･エイジのジュエリーデザインにおける第一人者として知られています。
また、スペース･エイジデザインの成功はシャネルやクリスチャン・ディオール、ランバンなどクチュリエブランドによるジュエリーの全盛期だった1960年代当時、若手デザイナーだったピエール･カルダンの名を世に知らしめることとなりました。
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