イギリスアンティークデザートプレート

商品説明

中心にある細密な植物画が目を引く、穴抜き（レース抜き）装飾を外周に施したデザートプレート。

イギリスの陶器産地スタッフォード州で作られたお品です。

いずれも当時の職人の手で描かれたもので、～百年ほど前（ヴィクトリア朝末期～20世紀初頭）のものと思われます。

描かれているのは日本では稀少な高山蝶として知られる小緋縅※（コヒオドシ）。

ユーラシア大陸に広く分布し、イギリス他ヨーロッパの冷涼な地域では身近な蝶の一種です。

穴抜きが施されている部位に2カ所貫入があります。（画像参照）

飾り皿としてご使用ください。また、古い物ですので取扱いにはご注意下さい。

※…縅（おどし）

日本の甲冑（具足）に用いられる、板材を紐や革で編み合わせたパーツのこと。

織物のような規則的なモザイク模様が特徴で、赤（緋色）で染めた縅を使った鎧は「緋縅鎧（ひおどしよろい）」とも呼ばれます。

つまりコヒオドシ＝「緋縅の羽模様をした小さな蝶」といった意味合い。

イギリス アンティーク デザートプレート