イギリス、ストーク・オン・トレント市のフェントンにて
1890年代から1980年代まで操業していたジェームズ・ブロードハースト・アンド・サンズ社のオーバルシェイプのサパープレート。
こちらの「ペチュラ」は同社から1960年代に発表されたパターンの一つで、軽快な曲線と明るい彩色で、リズミカルに描かれた植物模様が特徴。
このピースをデザインしたのは戦後~1990年代に活躍したイギリスの陶磁器デザイナーのキャシー・ウィンクル女史※。
同じストーク・オン・トレント市のフェントンで操業していた名門ショーター家の工房で働いていた彼女が、1950年代末~1970年代に掛けてブロードハースト社のチーフデザイナーとして活動していた時代に手掛けたパターンの一つです。
縁に一カ所カマヒがあります。()